という悩みを抱えている方は、辛いですよね。
私はエンジニアとして4年ほど働きましたが、「仕事をやらされている」という感覚は常にありました。
もちろん、エンジニアという仕事は自分で選んだ職種ではありますが、入社してからの「これじゃない感」がすごく強かったんですよね。
今振り返ってみると、こうなってしまった原因は、エンジニアに対する理想と現実のギャップが大きすぎたことにあると思っています。
入社する前に、エンジニアは実際どんな仕事なのかについてもっとリサーチしておくべきでした。
ただ、私と同じような悩みを抱えている人は多いんじゃないかと思います。
そういった方に向けて、今回は「仕事をやらされていると感じてしまう人がやるべきこと」について解説していきます。
やらされてると感じるのは、前向きに仕事ができない環境で働いているから
どんな事情があれ、その会社で働くことを選んだのは自分自身のはずです。
それなのに「仕事をやらされている」と感じてしまうのは、そもそも今の職場が自分に合っていない可能性が高いです。
大前提として、「これは自分で選んだ仕事だ!」という意識があるなら、こういったことで悩みませんよね。
この、「自分の仕事である」という感覚が生まれないということは、その仕事はそもそも合っていないわけです。
仮にマッチしているのであれば、特に不満を抱くことなく充実した日々を送れているはず。
ですので、いま感じている「やらされてる感覚」は、その会社にいる限りずっと残り続けます。
だって、その会社自体があなたに合っていないんですから。
時間がたてば何とかなるだろうと思うかもしれませんが、残念ながら時間は解決してくれません。
悩み続けて、精神的に消耗する一方ですよ。
耐え続けても、鬱になったり、病気になってしまうのがオチです。
自分の裁量で仕事ができない
自分の裁量で仕事ができず、言われたことだけをやり続けていると、やらされていると感じてしまうかもしれません。
- 自分1人では仕事を進められない
- 上司や先輩に確認をしてもらわないといけない
- 経験・スキルが足りない
こういった状況だと、「言われたことをやる」という仕事の進め方になってしまいますよね。
こんな日々が続けば、やらされていると感じるのも無理はありません。
自分の裁量で主体的に仕事ができれば、自分のやり方で進めることができるので、こういった悩みを抱えることはないでしょう。
ですが、自分1人で仕事を進められるようになるには、職種にもよりますがそれなりに時間がかかりますよね。
いわゆるベテラン・プロと呼ばれるレベルになるまで数10年かかるとして、その間ずっとその会社で働き続けることになります。
数10年の間、悩みを抱えたままやりたくもない仕事をし続けるというのは、相当きついですよ。
精神的な負担というのは、自分が思っている以上に影響が出るものです。
私はエンジニアの仕事を4年続けましたが、あれ以上続けていたら、確実に病気になっていたと思います。
仕事に対する理想と現実のギャップが大きすぎる
就職・転職活動をする際は、興味のある業種・職種を選ぶという人は多いと思います。
どうせ働くなら、まったく関心のない仕事より、少しでも興味があったほうが面白味がありますからね。
また、「〇〇になりたい」という感じで、何かしらの理想をもって入社する人もいるはず。
ですが、憧れていた業界に入っても、「なんか違う」となってしまうこともあります。
私自身、新卒で入社する前はエンジニアになりたいと思っていて、
- エンジニアはカッコイイ
- スマートな仕事
とか根拠のない理想を抱いていたのですが、いざ入社してみると全くそんなことはなかったんですよね。
カッコイイどころか、
- 毎日10時まで残業
- ほぼわからないことしかなくて、毎日質問しまくる
- 何か月たっても、全く仕事ができるようにならない
という感じで、はっきり言って地獄のような日々でした・・・。
けっきょくのところ、理想とのギャップが大きすぎると、反動で「思ってたのと全然違う」→「仕事をやらされている」と感じるようになってしまいます。
どんな仕事であれ、主体的に働いている人は幸福度が高い
どんな仕事でも、主体的に働いている人ほど、幸福度は高いです。
逆を言えば、やらされている仕事が多い人ほど、幸福度は落ちます。
結局のところ、大事なのは「前向きに仕事ができるかどうか」なんですよね。
これは会社員とかフリーランスとかは関係なくて、「つまらない」と思ってしまった時点で、主体的に取り組むのは無理なのだと思います。
そう思ってしまうこと自体は仕方のないことです。であれば、選択肢は
- 悩みを抱えたまま働き続ける
- 次の1歩を考える
のどちらかです。
ただ、不満を解消したいなら、次の1歩を踏み出すしかありません。
今の会社で現状維持を続けても、何の解決にもなりませんからね。
未来をより良いものにしたいなら、転職・独立・副業など、次のステップを踏み出しましょう。
仕事をやらされていると感じてしまう人がやるべきこと
次の1歩といっても、具体的に何をすればいいのかわからないと不安ですよね。
私が思うに、選択肢は3つあります。
転職する
1つ目は、シンプルにマッチする会社に転職するというものです。
昨今では、少子高齢化が進んだことで、転職市場もより活発になってきています。
「短期離職だから、どうせ転職は無理だろう・・・」
と思うかもしれませんが、そうでもないです。
人手不足の影響はすでに出ていて、企業としてはとにかく若い人材・経験者・即戦力が今すぐにでも欲しい状況です。
ですので、短期離職・未経験でも、十分にチャンスはありますよ。逆を言えば、今がチャンスというわけです。
とはいえ、求人サイトを見ながら自分1人で「マッチする会社を探す」というのは、至難の業です。
会社なんて、星の数ほどありますからね。その中から1社を選ばないといけないわけですから、相当難易度は高いですよ。
求人サイトだけだと不安なら、無料で利用できる転職エージェントを利用するのがオススメです。
転職エージェントを活用しよう
転職エージェントは、
- 経歴書の作成
- 面接対策
- マッチする求人の紹介
などを無料で行ってくれる仲介サービスのことです。
エージェントは、企業からお金をもらっているので、サービス利用者の負担は0円です。ですが、利用者を採用させることが直接エージェントの利益につながるので、しっかりとサポートしてくれますよ。
それに、転職活動は1人でやると負担が大きいので、任せられるところはエージェントに任せて、効率的に進めましょう。
転職エージェントは、大手のマイナビジョブ20's・DODAあたりを使うのが良いでしょう。
独立する・副業を始める
2つ目は、独立してしまうという選択肢です。
独立してしまえば、自分で選んだ仕事を、自分の責任でやることになるので、仕事をやらされるということはまずなくなるでしょう。
ただ、いきなり独立はハードルが高いと思うので、まずは副業から始めてみるのが良いかと思います。
副業といってもいろいろありますが、個人的にオススメなのは
というものです。
クラウドソーシングサイトは、下記のようなサイトのことです。
個人や企業が仕事の依頼を出して、応募した人にやってもらい、報酬を出す感じです。クラウドソーシングサイトに登録すれば誰でも依頼に応募することができます。
パソコンさえあれば、家ですぐに始められますし、単価は数万ほどいくので、割と稼ぎやすいですよ。
コーディング案件なのでプログラミングの知識が必要になりますが、WEB系のHTML・CSSあたりはそこまで難易度は高くないです。
しっかり勉強すれば十分習得できるレベルなので、そこまで恐れる必要はないかと思います。
だた、プログラミング知識ゼロという方もいると思います。
そういった方は、まずはプログラミングスクールでささっとスキルを身につけてしまうのがおすすめです。
独学するとだいたい挫折するので、講師にいつでも質問できるプログラミングスクールが良いかと思います。
もちろんWEB系の勉強ができるコースもありますよ。
プログラミングスクールは、知名度が高くコスパの良いDMM WEBCAMP 学習コース(プログラミングコース)・Skill Hacksあたりがおすすめです。
DMM WEBCAMPならオンラインで受講可能なので、空いた時間に家で勉強ができますね。
また、副業を続けて経験を積めば、最終的には独立することもできます。
独立を考えるなら、クラウドソーシングサイトでは単価に限界があるので、下記のようなフリーランス向けの求人サイトに登録しておくと良いです。
より高単価な仕事がいろいろ載っているので、情報収集の意味でも今のうちに登録だけしておきましょう。
なお、登録は無料です。
耐え続けても未来はない。つまらないと感じたら、すぐに行動を始めよう
はっきり言って、今の仕事がつまらない・辛いと感じた時点で、すぐに次の1歩を踏み出すべきです。
苦しいのに耐え続けても、未来はよくなりません。むしろ、病気になるリスクのほうが高いですよ。
ただ、転職・独立というと、不安は山ほどあると思います。
- 失敗したらどうしよう
- 無職になってしまうかも
- お金が無くなったらどうしよう
ですが、失敗しても、それを知っているのはあなただけですよ。誰もあなたの失敗を見てはいません。
人に見られるのは、成功したときだけです。
ですので、何度でもまた挑戦すればいいだけです。
転職エージェントに登録だけするでも構いません。現状を変えるためにまずは1歩、踏み出しましょう。