という悩みを抱えている人は、多いと思います。
かくいう私も、新卒でIT企業にエンジニアとして入社しましたが、手取りは月17万でした。
17万だと、生活費が10万かかるとして、MAXで7万しか貯金できないので、かなり辛かったですね・・・。
加えて、当時は趣味などにお金を使ってしまい、7万どころか1円すら貯金できていませんでした。
そのため、「生活費を稼ぐためだけに働いている」という感覚がすごく強かったです。
ただ、「このまま働き続けて給料は上がるのか?」という不安は常にあったんですよね。
ですが、当時の私は「給料が低い・お金がない」と愚痴るだけで、何か行動を起こそうという意識がありませんでした。
その理由の1つとして、会社員以外の稼ぎ方を知らなかったというのが大きかったなと思っています。
今振り返ると、不安を感じた時点ですぐに行動すべきでしたね・・・。
ただ、当時の私と同じように、給料が低いと感じている新卒の人はけっこういるんじゃないかと思います。
そこで、今回はそういった方に向けて「給料が低いと感じたときにやるべきこと」について解説していこうと思います。
新卒の給料が安いのは、日本が衰退し続けているから
そもそもの話として、日本は人口減少・高齢化が進みまくっていますよね。
人口が減る=国全体の消費が減るということなので、その分経済が回らなくなります。
人口減少に加えて高齢化が進むことで、働く人、労働人口もますます減っていきます。
加えて、増税しまくりでますますお金を使いづらい状況になっていると思います。
みんなが消費をしなくなれば、会社の利益も下がりますよね。
会社の利益が上がらないと、給料も上がりません。
というのも、給料は会社の利益から出ているので、利益が上がらなければ給料も上がらないということです。
新卒の給料が低いのは、解雇規制が関係している
新卒の給料が低いのは、正社員の解雇規制も大きく影響していると思っています。
解雇規制は、簡単にいうと「正社員は簡単に解雇できないよ」というもので、
雇っている側は「あなた今月でクビね」と一方的に辞めさせることはできません。
もう1つは、正社員の給料は簡単に下げることができないという点です。
会社側が「給料下げます」と言っても、会社と従業員が合意をしないと、下げることができません。
会社側が一方的に給料を下げることはできないのです。
当然、従業員側からしたら、給料下げますと言われて「はいわかりました」と素直に受け入れるわけはないですよね。
ですので、会社としては給料を下げるというのはなかなか難しいわけです。
- 給料を下げれない
- 簡単に解雇ができない
となると、会社側は、1度設定した給料で、最長で定年まで人を雇うことになります。
定年まで、設定した給料を払わないといけないというのは、会社にとってはリスクになります。
例えば「年収800万出しますよ」と1度設定したら、毎年800万出さないといけなくなりますよね。
ですが、会社の利益が落ちる、倒産する可能性もあります。
会社の利益が落ちても、年収を最初から低く設定しておけば、給料も払えるし倒産のリスクも低くなります。
逆に高い年収を払わないといけない場合は、会社の利益が落ちたときに給料を払えなくなり、倒産してしまうリスクが高いのです。
年収を高く設定するというのは、会社としてはリスクなんですね。
だったら、最初から給料を低く設定すればいいじゃん、となるわけです。
結果として、全体の年収は下がってしまいます。
年功序列だと、結果を出しても給料は上がらない
新卒の給料が上がらない理由としては、「年功序列」も関係していると思っています。
年功序列は、簡単にいうと「勤続年数・年齢が高いほど給料が上がる」というシステムです。
年功序列を採用している会社では、いくら結果を出したとしても、全く給料には反映されません。
文字通り年齢が高ければ、たいして仕事をしていなくても高い給料がもらえます。
逆に、新卒や若い人間がいくら頑張っても、給料は1円も上がらないのです。
日本では、この年功序列制度を採用している会社はまだまだ多いです。
成果主義を取り入れている会社なら、新卒だろうと結果を出せばそれが給料に反映されます。
しかし、年功序列の会社に入ってしまったら、新卒の給料はまず上がらないでしょう。
経営者からすれば、労働者の給料なんてどうでもいいと思っている
はっきり言って、経営者からしたら労働者の給料なんて眼中にないんですよね。
だって、自分さえ儲かればいいわけですから。労働者の給料を上げたところで経営者にメリットはないのです。
そのため、いくら待ち続けても給料は上がらない・・・というのが現実です。
いくら待っても変わらないのであれば、自分で稼ぐ力をつけるほかありません。
- 高い給料がもらえる会社に転職する
- 副業を始めてみる
- 独立・起業する
など、次の一歩を踏み出しましょう。
でないと、一生安い賃金で働き続けることになります。
ここで行動するかしないかで、未来は大きく変わりますよ。
新卒で入社したけど、給料が安いと思ったときにやるべきこと
行動しろとは言いましたが、具体的に何をすればいいのかわからないと不安ですよね。
私が思うに、選択肢は2つあります。
給料の高い会社に転職する
1つ目は、シンプルに「給料の高い会社に転職する」というものです。
とはいえ、求人サイトで1から会社を探すのは、なかなか難しいと思います。
高待遇な条件で釣ろうとする会社はいくらでもありますからね。
その中からホワイトで給料も高い会社を探し出さないといけません。
自分ではいい会社だと思っても、「実はブラック企業だった」ということは普通に起こりうるわけです。
せっかく苦労して転職したのに、ブラック企業で給料も上がらず残業させられる・・・なんてことは避けたいはずです。
こういったミスを防ぎたいなら、無料で利用できる転職エージェントを利用するのがオススメです。
転職エージェントは、
- 職務経歴書の作成
- 面接対策のサポート
- 求人の紹介
などを無料でやってくれる仲介サービスのことです。
転職活動は、1人でやるとかなり負担が大きいので、こういったサービスを活用して効率的に進めましょう。
転職エージェントであれば、マッチする求人を紹介してくれるので、1人で活動するより結果は確実に良くなりますよ。
転職エージェントは、大手のマイナビジョブ20's・DODAあたりが良いでしょう。
副業を始める
2つ目は、副業を始めるという選択肢です。
副業といってもいろいろありますが、オススメとしては
というものです。ぶっちゃけ、再現性はかなり高いですよ。
WEB系の仕事であれば、単価もそこそこ高いですし、難易度もそこまで高くありません。
しっかりとスキルを身につけて、案件をこなし経験を積んでいけば、十分やっていけるはずです。
昨今では、正社員で手取り14万しか稼げない・・・という話が話題になったりしていますよね。
下記は、CloudWorksというクラウドソーシングサイトの案件画像ですが、
これは「HTML・CSSを書く作業で、5~10万払いますよ」という案件です。
そのため、HTML・CSSでのコーディングスキルさえあれば、上記のような案件を月に3件こなすだけで、15万ほどを稼ぐことができるわけです。
HTML・CSSはプログラミング言語ですが、難易度はそこまで高くありませんし、勉強すればできるようになります。
問題は、こういった稼ぎ方を知っているかどうかです。
CloudWorksには、データ入力などの割と難易度の低い仕事もありますが、こういった案件は単価が低くなりがちです。
こういった案件は、けっきょく量をこなさないと稼げませんし、スキルも上達しません。時間ばかり取られるので、逆にきついですよ。
となると、やはり先ほど言ったように「プログラミングスキルを身につけて、web系の仕事をする」のが良いと私は思います。
スキルがない場合は、まずはプログラミングスクールでささっと身につけてしまいましょう。
独学でもいいですが、ぶっちゃけ挫折する可能性が高いです。プログラミングスクールであれば講師がいるので、わからないところは聞けますし、効率的に勉強できるはずです。
プログラミングスクールはDMM WEBCAMP 学習コース(プログラミングコース)・Skill Hacksあたりが知名度も高くコスパも良いのでオススメです。
また、本格的に独立を考えるなら、フリーランス向けの求人サイトについても登録しておいた方が良いでしょう。
とりあえず登録しておけば、50万以上、中には100万以上の高単価の案件情報を入手できます。
フリーランス向けの求人サイトは、
あたりを登録しておけば良いでしょう。なお、登録は無料です。
会社の給料だけに頼っていたら未来はない。自分で稼げる力を身につけよう
結局、いくら待ったところで給料は上がらないので、会社の給料だけに頼っていたら未来はありません。
であれば、やるべきことは1つで「自分で稼ぐ」しかありません。
選択肢はいろいろあります。副業・独立・フリーランス・起業など。
しかしながら、ほとんどの人は失敗を恐れて挑戦をしません。
- 失敗したらどうしよう
- どうせ稼げない
など、不安はいろいろあると思います。ですが、リスクを恐れて何もせずに現状維持を続けることの方が、よっぽどのリスクですよ。
転職エージェントに登録だけするでも構いません。未来を変えるために今、1歩を踏み出しましょう。