

このような悩みを抱えている方は、精神的にきついですよね。
会社の同僚ということで、仕事上どうしてもコミュニケーションを取らなければならない場合もあると思います。そうなると完全無視するというわけにもいきません。
悪口を言ってくる相手と付き合い続けなければならないというのは、非常にストレスのかかる行為です。
「ぶっちゃけ会社辞めたいけど、辞めたら収入無くなるし、とりあえず会社行くか…。」となってしまうのも無理はありません。
ですが、はっきり言ってその会社で働き続けるのは良くないです。
悩みを抱えたまま働き続けるのが一番ダメ。最終的には自分でも気付かないうちに病んでしまうのがオチです。

と本気で思うのであれば、状況を変えるため自分から動きましょう。こういう問題は自分から積極的に動かなければ状況は変わりません。
辛抱強く待っていれば悪口は自然に収まるかもしれませんが、それがいつになるかはわかりません。もしかしたら一年後かもしれないですし、悪口が収まるという保証もないです。
であれば、こちらから先に行動したほうが早いです。
私も上司に悪口を言われていたことがあるので、気持ちはわかります。
「会社に行けば悪口言われる、かといって辞めたら無職」という板挟みの状態では、自分から行動しろと言っても難しいと思います。
ですが、ここで行動を起こせば確実に未来は変わります。ここは一つ覚悟を決めて、こちらから動きましょう。
ただ待つだけでは状況は変わりません。これだけは断言できます。
長くなりましたが、今回は同僚に悪口を言われたときにやるべきことを紹介します。
悪口を言われたときの現実的な対処法は存在しない
「同僚や上司からの悪口をなんとかしたい」
と思ったときに、Googleで「上司 悪口」みたいなワードで検索するといろいろ対処法が出てきますよね。
例えば
- 上司に相談する
- 悪口を言う人から距離を置く
- 悪口だけスルーする
などなど。
特に上司に相談するとかはいろんなサイトで書かれています。
言ってることは間違ってないのですが、問題はこれを見てなるほど!と思って実際に行動に移せるか?という点です。
正直、私は難しいと思っていて、特に悪口だけスルーするとか普通できません。
よっぽどメンタルが強くないと難しいと思いますし、それだけメンタルが強いのならそもそも悪口で悩まないと思うんですよね。
このように、よくよく考えてみると「ちょっと厳しくない?」とか「本当にそれで解決できるの?」みたいな対処法しかないということが見えてきます。
悪口を言う人から距離を置く
それができたら苦労しないですよね。
というか、距離を置けないから悪口言われて悩んでいるんじゃないの?という感じです。
仕事で仕方なく付き合わなければならない場合もあると思うので、悪口を言ってくる人から完全に距離を置くというのはちょっと厳しいんじゃないかと思います。
特に事務所での仕事だと、席が決まっているので距離を取れと言われても物理的に不可能というケースもあります。もし悪口を言ってくる人の席が近かったら、アウトです。
実はこれ、まんま私の体験談なんですが、その当時は上司に悪口を日常的に言われていてその上司は私の目の前の席に座っていました。
これだと、もはやどうあがいても逃れられないので正直あきらめてました。
上司に相談する
これもあまりいい対処法とは言えないです。
まず、相談したとして本当に解決するのか?という問題があります。
仮に相談して注意してくれたとしても、本人が悪口をやめてくれなければ意味がありません。
相談したからといって、悪口がおさまる保証はないのです。
また、上司が悪口を言ってくる人だったらそもそも相談のしようがないです。
社内のコンプライアンス部門に報告する
今まで上げてきた対処法の中では一番解決しそうな方法ですが、よく考えると実は問題がひそんでいます。
まずはコンプライアンス部門に「この人に悪口を言われている」と報告します。
その後、実際に動いてくれて悪口がおさまったとしましょう。
問題はその後です。おそらく、この時点で報告した側とされた側の関係は非常に悪くなっています。
悪口を言った方は「あいつに悪口を言われた」と名指しされてますからね。
そんなことがあった後で、普通にその人と仕事したりコミュニケーション取ったりできますか?
私だったら、無理ですね。気まずすぎて耐えられないです。
悪口だけスルーする
悪口だけスルーするというのも、なかなか難しいと思います。
冒頭で少し触れましたが、人に悪口を言われて気にしないというのは相当メンタルが強くないとできませんよね。
スルーできなくて精神的にまいっているのに「悪口だけスルーしろ!」とか言われても無理です。
悪口って、言われたり聞こえてきた時点で嫌な気分になるものです。
逆に、悪口言われて全く気分が落ち込まない人ってたぶん人間関係で悩んでいないはず。
相手を褒めまくって承認欲求を満たす
相手を褒めまくっていい気分にさせて悪口を言わせなくしよう的な方法だと思うのですが、ぶっちゃけどうなんでしょう。
まず、悪口を言ってくる人を褒めるというのが私的にはちょっと嫌だな…という感じです。
そういう人とは正直会話したくないし極力関わりたくないと思っているので、褒めまくるとかはさすがに厳しいです。
それに、相手がどんな反応してくるか分からないのでそこが怖いところです。
「馬鹿にしてるのか?」とか思われたらやばいので、あまりこちらからグイグイ行かない方がいい気がします。
なぜ悪口を言われたのか考えてみる
例えば仕事が遅い、ミスが多いなどの理由で悪口を言われているのであれば、
「仕事を効率化しよう」
「ミスを減らそう」
ということを心がければ、改善の余地はあります。
しかし、理不尽な悪口を言われている場合この方法は意味がないです。
頭が悪いとか言われてもどうにもできないですからね。
このように、どうにもできない理不尽な悪口に対しては効果的な方法とは言えません。
どんな理由であれ、悪口を言う方が悪い
どんな理由であれ、悪いのは悪口を言う方です。
仕事が遅かったりミスが多いなどの理由があったとしても、わざわざ口に出して言う必要はないですよね。
というか、思ったとしても口に出さず心にしまっておいてほしいです。
となってしまうと、会社にとってもマイナスです。
実は、私も病みかけた経験があります。
私はIT系のエンジニアとして働いていて、事務所でパソコンをいじるのが仕事でした。
私と上司は席が近くて、というか目の前だったのですがそうすると独り言とか普通に聞こえてくるんですよね。
で、ある日
「頭悪りぃな、、、。」
とか言い出したんです。おそらく独り言です。
それを聞いてからというもの、もう心臓バクバクで仕事なんか手につきませんでした。
もちろん家に帰ってからもずっーとそのことで頭がいっぱい。飯なんか食う気になれません。
なんか、退社して家にいるのに心だけ支配されてる感じ。
当時はかなりきつかったです。病みはじめると、自分を責めてしまって余計に自分を追い込むことにつながります。
ですので「悪いのは悪口を言う側だ」という意識を持って、自分を責めすぎないことが重要です。
とはいえ、悪口を言われながら働き続けることは病んでしまうリスクを常に背負うことになります。
病んでしまうと普通に働けなくなるので、会社にも行けなくなり転職などの別の手段も取れなくなってしまいます。
ですので、病んでしまう前に転職や独立などの準備を始めて早めに次の一歩を踏み出しましょう。
悪口を言われたらその時点で次の一歩を考えよう。
前述した通り、悪口を言われても働き続けたことで病んでしまいもっとひどい状況になるというのは普通に起こり得ます。
会社を辞めること自体は悪いことではないです。問題は、働く気力がなくなってしまう状態に陥ることです。
この状態に陥ってしまうと、次のステップである転職やフリーランスとして独立するなどへの準備ができなくなってしまいます。
ですので、悪口を言われて辛いと感じたらその時点ですぐに次の道を考え始めましょう。
ぶっちゃけ終身雇用も崩壊しかけてますし、一つの会社で働き続けるメリットは少なくなっているように思います。
大企業で上場していたとしても傾くことがあるわけですから、中小・ベンチャーなども同じようにリスクはあります。
それに加えてコロナも絡んできているので、今の会社でいつまで働けるかというのは正直わかりません。
それに、一つの会社で働き続ける人が減ってきているというのは事実としてあります。
みんな、何十年も同じ会社に勤めるより自身の経験やスキルを磨くことのほうが安定につながるということに気づき始めているわけです。
そして、それに気づいた人は確実に行動し始めています。
「本当にやめて大丈夫なのか」
「転職できるのか」
「仕事は見つかるのか」
という不安はあると思います。
しかし、ここで動かなければ現状は何も変わりません。
愚痴るだけなら誰でもできます。でも行動できるのは100人に1人です。
そして、未来をより良いものに変えられる人は100人に1人の行動した人なのです。
自分で動かないと、何も変わりません。
ですが、ここで動けば確実に未来は変わりますよ。
次の一歩を考えるときの選択肢について
次の一歩を考えると言っても、どんな道があるのかわからないと不安ですよね。
結論としては、選択肢はいろいろあります。
転職活動を始める
転職活動を始めると言っても、いきなり面接を受けろ!とか言うつもりはありません。
最初は求人サイトをながめるだけでOK。暇な時間にちょっと求人をのぞくだけでも立派な情報収集になります。
「こんな求人があるのか。」
「待遇はいいけど、なんか怪しいな」
「この会社はなんか良さそう」
など、自分なりに考えてみるだけでも次の道を具体的にイメージできるようになるので、だいぶ違いますよ。
登録する求人サイトは、マイナビジョブ20's・DODA
あたりが良いでしょう。
マイナビ・DODAはどちらも知名度トップクラスの転職求人サイトなので、ここだけ登録しておけばまず問題ないでしょう。
いろいろ登録してもたぶん見きれないので、最初は一つにしぼるほうが効率的です。
なお、登録は無料です。
転職エージェントを活用しよう
転職サイトの他に、転職エージェントというサービスもあります。
こちらは、経歴書の作成や面接対策・どんな会社が合いそうかなどを一緒に考えてくれる無料の求人仲介サービスです。
利用者が採用されると企業 → エージェントにお金が流れるので、サービスの利用者に費用は発生しません。
実はエージェント側が利益を上げるには条件があり、
- 利用者の採用が決まること
- 利用者が採用先で半年以内に離職しないこと
この二つを満たさないとエージェントは利益が上がりません。
このように、エージェント側も自分たちの生活がかかっているので、ただ求人を紹介するのではなく本気で利用者にマッチした求人を紹介してくれます。
仕事を見直して良かった。 ブラックで使い捨てられることに絶望した3年前。全国2万の転職エージェントから信頼できるカウンセラーと出会った。それで転職をガチったら、プロフのように上場企業に年収+200万で転職。健康が戻り家族との時間も増えたし今では副業もしてる。仕事の見直しは人生を変える!
— ひろ│若手転職の味方 (@hiro_careerhack) September 9, 2021
転職エージェントですが、こちらもマイナビジョブ20's・DODA
あたりを登録しておけばオーケーです。
エージェント側と直接話したりすることもあるので、登録しすぎると予定がカツカツになります。気をつけましょう。
人間関係で悩まないためには、エージェントとタッグを組んで活動するのがベストです。
ぶっちゃけ、悪口を言う人というのはどこにでもいますし、それを特定するのは無理です。
しかし、一人で転職活動をするよりエージェントと協力して情報を集めることで、転職後にまた人間関係で悩むリスクを減らすことができます。
転職エージェントは在職中でも無料で登録できるので、積極的に活用していきましょう。
派遣社員orバイトをしながら進路を探す
「どの道に進みたいのか正直わからない。本当にやりたいことが見つからない。」
という場合は、アルバイトや派遣社員として働きつつ自分の時間を作るという選択肢もあります。
妥協して正社員になるくらいなら、一度自分の道をちゃんと考える時間を作ってあげたほうが長期的にはプラスになります。
もちろん長年続けるのは良くないですが、自分を見つめ直すためのつなぎとしてはちょうどいい選択肢だと思います。
やるべき仕事をこなしたらさっさと帰れますし、仕事の内容もそこまで難しいものを要求されるわけではないので
「お金を稼ぎつつ自分の時間を作りたい」
という人にはぴったりの進路です。
ちなみに、派遣社員とバイトの違いは
- 派遣 → フルタイム残業なし、そこそこ稼げる
- バイト → 時間は自由、派遣よりは稼げない
という感じです。
派遣社員として働くなら、大手派遣求人サイトのマイナビスタッフで求人を探してみてください。
大企業で働けるというのも派遣のメリットです。
大企業に正社員として入るには、就活に莫大な時間をかける必要があり倍率も高いので正直かなり狭き門です。
ですが、派遣から正社員登用という道もありこういったルートをたどるのもありかなと思います。
今はどこも人手不足なので派遣 → 正社員を狙ってみるのも一つの手です。
フリーランスとして独立する
フリーランスといっても、要は自分のやりたいことや持っているスキルを使ってお金を稼ぐというイメージです。
メルカリで自分で作った商品を売ったり、ココナラのように自分のスキルを売ったりととにかくいろんな稼ぎ方ができます。
私だったら、クラウドワークス・ランサーズなどのクラウドソーシングサイトでWebサイト制作の仕事をとってみる、といったやり方が考えられます。
特にWeb開発系は単価が高いものが多く、中には10万・20万といった案件もあり、スキルさえ身につけてしまえば案外稼ぎやすかったりします。
ペライチのページ作成からメディア制作・ランディングページ制作など、Web制作といってもいろいろあるのでもし今スキルがなくても勉強して身につければ良いです。
例えば、Web制作などのプログラミングスキルを身につけたいならプログラミングスクールに通って学ぶ、という感じです。
プログラミングスクールは有料ですが、一度スキルを身につければその技術は長期間お金を産んでくれるのですぐに元は取れると思います。
Web制作もそうですが、フリーランスは自分のスキルでできる範囲の仕事をこなすわけなので、とにかくスキルさえあればいいわけです。
また、プログラミングスクール → エンジニアとして就職という道もあります。
フリーのエンジニアとして活動することもできますし、スキルを身につけたいならプログラミングスクールはありです。
プログラミングスクールは、TechAcademy [テックアカデミー]
・プログラミングのオンラインスクールCodeCamp
あたりがコスパ的にちょうどいいです。
codecampではオンラインでも受講できるので、こういったもの積極的に活用していきましょう。
フリーランス向けの求人サイトを活用しよう
フリーランス向けの求人サイトは、フリーランスとして活動している人向けに求人を紹介してくれるサイトです。
こちらは、とりあえず登録しておけば
「どんな案件があるのか?」
「要求されるスキルはなんなのか」
など、具体的にイメージできますのでとりあえずサイトを眺めるだけでもだいぶ違います。
フリーランス向けの求人サイトは、ギークスジョブ
・レバテックフリーランス
・【midworks】
あたりを登録しておけば良いでしょう。
こちらも登録は無料です。
変化を恐れる必要はない。リスクをとって未来を切り開け
「今の会社を辞めて転職したとしても、また同じように悪口ばかり言う人がいたら意味ないのでは?」
「そもそも人間関係で全く悩まない職場なんてあるの?」
会社を辞めて転職しようとした場合、こんなふうにネガティブなイメージを持ちますよね。一方で
「悪口にはもううんざり。とにかく最悪な人間関係をなんとかしたい。」
という悩みがあるためになかなか行動に移せない。気持ちはわかります。
しかし繰り返しになりますが、悩みを持った時点で行動すべきなのです。
悩みというものは「行動しろ」という体から発せられた合図です。
残念ながら、100%成功する転職など存在しません。
ですが、望む未来を手に入れたいならリスクを取らないとダメです。全くリスクのない道など存在しません。
とにかく、悩み始めたらまず行動です。
求人を眺めるのも立派な行動です。そしてその小さな行動が大きな一歩につながります。
人生を変えるためには、まず最初の一歩を踏み出すことが大切ですよ。