会社を辞めたいけど親に反対されたときにやるべきこと。上手に説得する方法とは?

会社を辞めたいけど親に反対された…。でもどうやって説得すればいいのかわからない!

せっかく勇気を出して相談したのに

「世の中そんな甘くない」

とか言われて反対されたら、精神的に辛いですよね。

時には人格を否定するようなことを言われることもあります。

正直に言うと、勇気を出して決断したのだから優しく背中を押して欲しいですよね。

ですが、残念ながら反対される人の方が多いのが事実です。

親を説得するには、会社を辞めても一人で食っていけることを証明しなければなりません。

それを証明するのはなかなか難しいことです。

「転職できるかどうかもわからないし、かといってフリーランスみたいに稼げるわけでもない。このまま働き続けるしかないのか…。」

となってしまうのも無理はありません。

しかし、はっきり言って1人でも生きていけることを証明できないのなら、説得できる見込みは薄いです。

「辞めた後のことはわからないけど、とにかく退職したい」

これでは頭ごなしに否定されて終わりです。

親を納得させて、なんの気兼ねもなくスッキリした状態で辞表を出したい。

と思うのであれば、説得するために一気に行動を始めましょう。

人を説得したいと思うなら、証拠を提示してそれをしっかり説明して「確かに…」と思わせないとうまくいきません。

不安なのは親も一緒です。だって自分の子供ですから。

むしろ、否定するようなことを言ってでも向き合ってくれるのは本気で心配してくれている証拠です。

やらずに悩み続けても後悔するだけ。それなら、やって後悔した方が絶対いいです。これだけは断言できます。

長くなりましたが、今回は親に反対されたらやるべきことを紹介します。

そもそもの原因として、相談するタイミングが間違っている

親に反対される原因として、相談するタイミングが間違っている可能性が高いです。

「辞めた後のことは特に考えてないけど、とにかく辞めたい。」

と言われても

「仕事辞めてどうやって食っていくの?実家に帰ってこられても養えないよ?そんな余裕ないし。」

親としてはこうなるのは普通です。

自分が相談された側になってみても、「会社を辞めたい」とだけ言われても「辞めた後はどうするんだろう」という疑問は浮かぶと思います。

辛いなら辞めてもいいんじゃない?と言ってくれる親もいます。

ですが、みんながみんな優しく背中を押してくれるわけではないです。

会社を辞めたいとだけ伝えても、反対されて終わるだけ

残念ながら、会社を辞めたいとだけ伝えても反対されて終わります。

会社を辞める → 無職になるということなので、まず収入がなくなりますよね。

心配しているのはその後です。

「コロナもあるし転職できるの?」
「仮に転職できたとしてもまたすぐに辞めてしまうのでは?」

などなど、親としてはこういった不安は山ほどあるわけです。

退職する → 転職する → またすぐ辞める → いつまで経っても手に職をつけられず、安定しない。

このように、負のループを繰り返してしまうといつまでも賃金が上がらず搾取されるだけですよね。

年金はないし税金は上がる・・・今の若い世代は吸い取られるばかりです。

だからこそ、早く手に職をつけて安定した収入源を確保して欲しいと思っているわけです。

このように、退職に反対する親は収入を継続的に得られるか?といった将来的なところを心配しています。

ネットでよく見る対処法は、あまり効果がない

親に反対された場合の対処法は、ネットで検索すれば出てきます。

ですが、ぶっちゃけ微妙です。

「本当に解決するの?」
「なんか違うな」

というような対処法しか出てこないので、正直あんまり参考になりません。

無視する

自分の人生なんだから親の言うことなんか無視しろという主張ですが、無視できないから悩んでいるのでは?というのが正直な感想です。

親の言うことを無視できる人はとっくに行動してますよね。例えば新卒で海外に就職したり、ベンチャー企業に入ったり、就職しないでバイトしながら自分の夢を追ったり。

無視できないから悩んでいるのに「無視しろ!」とか言われても無茶な話です。

反対されている理由をちゃんと聞く

なぜ反対されているのか、その理由をちゃんと聞きましょうという方法です。

おそらく、理由をちゃんと聞いたところで現状は何も変わりません。むしろ理由を聞き出したことで反論できなくなり、余計に追い詰められます。

それに、わざわざ聞き出さなくても反対の理由はある程度予想できます。

「コロナもあるし転職なんてできない」
「そんなに世の中甘くない」

だいたいこんな感じだと思います。

これを聞いたとしても、現状は変わらないですよね。

辞めたい理由をちゃんと伝える

例えば、人間関係が悪い・年収を上げたいといった理由で辞めたいのであれば、それをちゃんと伝えましょうという方法です。

ぶっちゃけ、この方法も微妙です。

辞めたい理由を伝えても、反論されて終わる可能性が高いです。

  • 人間関係が悪いから辞めたい → どこ行っても同じ
  • 年収を上げたい → 転職したら下がる確率の方が高い

こんな感じで反論されます。

先ほども書きましたが、反対している理由は辞めた後の先行きが見えないからなので、本人のやめたい理由とか関係ないんですよね。

私の親もそうですが、転職なんて成功しないという考えを持っている親は過去に転職失敗した経験を持っていることが多いです。

そのため、転職なんて失敗するというのが基本スタンスになっています。

転職せずに一つの会社にいればよかったと後悔しているからこそ、同じ失敗をして欲しくないと考えているわけです。

すぐに辞めたいと思ってしまう会社や採用の仕組みにも問題はある

人手不足の社会で、若者は貴重な労働力のばすです。

それなのに、若者がすぐに辞めたいと思ってしまうような会社やマッチした企業に就職できない日本の就活システムにも問題はあります。

一年目で働かされて残業しまくり。やりたくもないことを永遠やらされる。こんな状態では辞めたくなるのは当然です。

ですが、

「みんなそう言う苦しい思いをしてる。でもそれを乗り越えたからこそ今がある。だから耐えられないお前が悪い」

みたいな感じで「世の中のせいにするな!」とか言われます。

それはそうなんですが、それでも100%こちらが悪いと言うのはちょっと言い過ぎなんじゃないかと思います。

「自分にも足りないところはあるけど、世の中の仕組みもおかしいところはあるよね。」

これでいいと思います。

0か1かで考える必要は全くないです。だって事実そうなんですから。

日本の就活とか海外から見たら普通におかしいですよ。

なので、自分を責めすぎる必要はないと思います。

親を説得したいなら、今すぐ準備を始めよう

結局、親が心配しているのは将来的に安定した収入を得られるか?なので、確実に説得するには安定した収入を得られるという証拠を見せなければなりません。

ですが、その証拠を用意するにはそれなりに時間がかかります。

なので、反対された時点ですぐ行動に移すべきです。

反対されたまま悩みを抱え続けるのは本当に良くないです。

放っておくと普通に病みます。そこまでいかなくても、精神的にかなり消耗して全てのやる気がなくなります。

私も親に退職について相談したことがあるのですが、ひどく反対され当時は精神的にかなり追い詰められてました。

友達も少なく、かつ連絡とかも長期間とっていなかったため完全に孤立していたということもあり、今思うとかなり危険な状態だったなと思います。

病み始めると、無駄に自分を責めはじめて何のやる気も出てこなくなるんですよね。

ですので、こうなる前にとにかく早めに動き出すことが大事です。

親を説得する方法について

親を説得するには、選択肢は大きく分けて二つありあります。

転職活動をする

シンプルな正攻法ですが、一番説得できる確率が高いのがこの方法です。

「転職先がもう決まっている。だから会社を辞めても収入は無くならないので問題ない。」

このように、しっかりと証拠を提示しつつ安定して収入を得られることを伝えます。

「給料が下がるのでは?」
「大企業 → ベンチャー、中小の場合、安定しないのでは?」

など反論される可能性もありますが、無職になるよりは説得できる可能性は高いはずです。

転職活動をするといっても、いきなり面接とかはハードルが高いのでまずは求人を眺めるところから始めるのがベストです。

焦ったところでうまくいきません。ますば着実に情報を収集しましょう。

とりあえず求人を見ておくのと何もしないのとではぜんぜん違います。

スキマ時間に5分だけ眺めるだけでも転職について自然と意識するようになるので、頭が勝手に考えてくれるようになりますよ。

とりあえず、求人サイトはマイナビジョブ20'sDODAを使っておけばまず問題ないです。

業界最大手なので、優良な求人情報を見つけられる確率は高いはずです。

複数のサイトを登録してもいいのですが、みるものが多くなりすぎて非効率なので最初は一つに絞った方が良いです。

転職エージェントを活用しよう

求人サイトの他に、転職エージェントというサービスもあります。

こちらは、利用者の求人探し・面接・履歴書作成などをサポートしてくれるサービスです。

親を説得する際、

「年収が下がるのでは?」
「安定するのか?」

といった反論が予想されるので、そういったところをカバーできる好条件の会社に入りたいなら、転職エージェントを使う方が確実です。

エージェント側は利用者の採用が決まらないと企業からお金をもらえないので、本気で求人を探してくれます。自分たちの生活がかかっていますからね。

サービス利用者の費用はゼロですが、面談などで現地に出向く場合は交通費などがかかります。

今はコロナなのでWEB面談などもあると思います。ですので金銭面はそこまで気にしなくて良いでしょう。

転職エージェントは、同じくマイナビジョブ20'sDODAを使っておけばOKです。

フリーランスとして独立する

もう一つの方法として、独立してフリーランスになる道もあります。

ですがこちらは

  • 親に説明しづらい
  • 収入が安定しない
  • そもそも稼げるかわからない

というデメリットがあります。

親に説明しづらい

フリーランスは、親に説明しづらいという問題があります。

今の40・50代あたりの親世代は

「ブログで稼ぐ」
「フリーランスエンジニアとして稼ぐ」

のようないわゆる新しい稼ぎ方って、ほとんど知らないんですよね。

例えば

「アフィリエイトで稼いでいる」

と言ったとしても、ほとんどの親はアフィリエイトなんて知りません。

仕組みをていねいに説明したところで理解されずに

「怪しい」
「危険なのでは?」

と思われて終わります。

収入が安定しない

フリーランスは会社員と比べて収入が安定しません。

会社員のように毎月一定の金額が入ってくるわけではないので、いろんな要因によって変動します。

例えば病気になって一ヶ月仕事をしなかったら、その月の収入はゼロです。

アフィリエイトでは収益源である広告の掲載が突然終了したら、収益はゼロになります。

こんな感じで、収入が減ってしまうリスクは山ほどあるわけです。

そもそも稼げるかわからない

上記二つのデメリットは、フリーランスとして稼げることを前提にした話なので、そもそも稼げなかったら親を説得する以前の問題になってしまいます。

月20万でもフリーランスとして稼げるのであれば親を説得できる可能性は十分あるのですが、稼げないのであれば親からしたら無職と同じなので話になりません。

デメリットは多いが、夢はある

こんな感じで、フリーランスと言ってもいろんなデメリットがあるわけですが、それでもうまくいけば月50万・100万稼げるという夢があります。

成功して稼げるようになれば、会社に依存せずに生きていけるようになるので挑戦するメリットは十分にあると思います。

スキルがないから無理という人でも、フリーランス向けの求人サイトを見れば

「この案件をこなすにはどんなスキルが必要なのか」

という感じで、その仕事をするのに必要とされるスキルがわかります。

ですので

  1. まずはフリーランスの求人サイトを眺めて、具体的にどんなスキルが必要なのかを把握する
  2. 必要なスキルがわかったら、そのスキルを身につけるための勉強を始めてみる

という流れで進めるのが良いと思います。

例えばエンジニアとして独立したいなら、プログラミングスクールに通うのも選択肢の一つです。

最初の出費は大きいですが、一度スキルを身につけてしまえばそのあといくらでも稼げるので、すぐに元は取れます。

それに、プログラミングスクールならスキル習得 → エンジニア就職という道も開けるので、独立できなかったときの保険にもなり

「フリーランスとして食っていけなくてもエンジニアとして就職できる」

という感じで、心の安定にもつながります。

プログラミングスクールは、プログラミングのオンラインスクールCodeCamp TechAcademy [テックアカデミー] あたりが良いと思います。

とくにCodeCampはWEBで受講できるため、わざわざ通わなくて良いので楽ですし交通費もかかりません。

フリーランスの求人サイトは、ギークスジョブ レバテックフリーランス 【midworks】 あたりを見ておくと参考になります。

親を説得したいなら、今すぐ行動を開始しよう

親に反対されて悩んでいる人の多くは、リスクを極端に恐れすぎです。

自分の人生なんだから、親の言うことなんて100%無視しろ!

とか言うつもりはありませんが、それでも最終的に決断するのは自分自身です。

親に反対されていやいや従うくらいなら、自分の気持ちに正直になった方が絶対に後悔しません。

あの時こうしていればよかったと後悔しない方法は、自分の気持ちに従うことです。

残念ながら、100%成功する転職なんてものは存在しません。

ですが、より良い未来を掴める人はリスクを恐れず挑戦した人だけです。

リスクを恐れて挑戦せず、失敗すらしていない人は何も得られないのです。

親に反対されたなら、その時点で即行動です。

求人サイトを眺めるだけでも構いません。未来を変えるための第一歩を踏み出すことが大切ですよ。

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