という悩みを抱えている方は辛いですよね。
会社を辞めるというと、
「次の就職先は見つかるのか」
「貯金がないから金銭面が心配」
「次に活かせるスキルや資格はあるか?」
など、不安は尽きません。
「会社を辞めて無職になってしまうくらいなら、このまま続けたほうがマシかも・・・。」
となってしまうのも無理はありません。
ですが、はっきり言って恐怖を感じているうちは、まだ辞めないほうが良いです。
中途半端な気持ちで辞めてしまうのが一番ダメ。それだと、辞めた後何をしていいかわからず行動できなくなってしまいます。
と本気で思うのであれば、今から行動を始めましょう。
怖いのはみんな同じです。ですが、現状を変えるにはやるしかありません。
やらずに後悔するより、やって後悔したほうが絶対に良いです。これだけは断言できます。
少し長くなりましたが、今回は会社を辞めるのが怖いと感じたときにやるべきことについて解説します。
会社を辞めた後のプランが何もない
「会社を辞めるのが怖い・・・。」と強く感じてしまうのは、「辞めた後に具体的に何をするのか」を決めていないのが原因かもしれません。
会社を辞めるとなった時には、求人情報を集めたり行動の計画を立てたりすると思います。
しかし、私の場合はそういったことをせずただ漠然と「辞めたいけど怖い・・・」と悩み続けていました。
日本ではなぜか
「どうせ転職なんて失敗する」
「辞めないほうが身のためだ」
「辞めたら安定しなくなる」
といった固定観念があり、辞めたいと思ってもなかなか踏み出せないんですよね。
でも、実際失敗すると言う人のほとんどは転職を経験していません。
こういった言葉をうのみにして耐え続けても、たぶんいい未来は訪れないと思います。
退職や転職というのは、
「辞めたとして、次の就職先が見つかるか?」
「自分に合った会社なんてあるのか?」
「転職しても、また同じ悩みを抱えてしまうのでは」
というように多くの疑問や不安がつきまとうので、怖いと感じるのは当然だと思います。
ですが、怖いからといって何のアクションも起こさないのでは、いつまでたっても恐怖を消すことはできません。
「情報がない・知らない・わからない」というのは、大きな恐怖を生みます。
勉強でも何から始めればいいかわからなくて挫折した、というのはあるあるですよね。
これと同じで、転職でもどういう手順でどう行動すべきかをわかっていないと、行動に移すことはできません。
だからこそ、自分で情報を集めて道筋を作っていくことが重要になってきます。
「求人サイトで求人を見てみる」
「何から始めればいいかわからないので、まずは始め方を調べてみる」
こんな感じで少しずつ情報を集めていけば、怖いという感情はだんだん薄れていくと思います。
恐怖を100%消すことはできなくても、和らげることはできるはずです。
そして「辞めてもいいかな」と思い始めたら、一気に行動に移ります。
ぶっちゃけ自分に合った会社なんて、実際にリサーチしてみなければわからないと思います。
そして、情報がなければ計画を立てることもできません。
情報がない状態で悩み続けるのではなく、まずは自分で調べることから始めてみるのが正解だと私は思います。
貯金がなくて辞められない
退職後のプランがないという以外にも、お金がないことで不安を感じてしまっている可能性があります。
会社を辞めると、一時的に無収入の状態になってしまいます。
そのため、次の就職先が決まるまでは貯金を切り崩して生活しなければなりません。
辞めたいと思っても、やはりある程度の貯金がないと
「貯金が尽きたらどうやって生活していけばいいんだろう・・・」
という不安を抱えたまま生活することになります。
これって、精神的にかなりきついと思うんですよね。
というのも、すぐに次の就職先が見つかる保証はないからです。
無収入の状態が長く続けばそれだけストレスも溜まりますし、自分を追い込みすぎて病んでしまった・・・ということも十分ありえます。
個人的には、最低でも200万は欲しいところです。
月の生活費が10万円なら1年と半年くらいは生活できますからね。
会社を辞めても1年は暮らせるとなれば、不安も少しは和らぐと思います。
また、日本には失業してしまったときのために下記のような制度がそろっています。
- 失業保険
- 年金の免除制度
- 健康保険の免除制度
- 奨学金の免除制度
こういった国のセーフティネットを活用すれば、貯金を消費せずにすむので積極的に使っていくのが良いでしょう。
ちなみに失業保険は3ヶ月くらい出るので、申請すればかなりの額をもらえます。
スキルや資格がなくて辞められない
お金の不安もありますが、「次に活かせるスキルや資格がない」というのも不安を抱えてしまう原因の一つです。
例えば同じ会社に長く勤めていて専門知識があるとか国家資格を持っているとかであれば、会社を辞めることに対して大きな恐怖を抱くということはないでしょう。
しかし、そういったものが何もないと
「本当に採用してもらえるのか?」
「どこにも相手にしてもらえないかも」
と不安になってしまいますよね。
しかし、スキルがないから・資格がないからという理由だけで挑戦を諦めてしまうのは、めちゃくちゃ勿体無いですよ。
世の中には、本当にたくさんの会社が存在しています。
実際、調べきれていないだけで未経験採用でもいい会社はたくさんあります。
ぶっちゃけ、スキルや資格は今からでも勉強すれば身につきますが、挑戦は今しかできません。
スキルがないから・・・と嘆く前に、まずは調べることから始めましょう。
簡単に会社を辞められない日本の風潮も悪い
「勇気が足りないだけなのか・・・」
と落ち込む人もいると思います。
しかし、社会も悪いのです。
海外では転職するのは当たり前で、 定年までその会社に勤める・・・といったことはまずありません。
他の会社から声がかかると、給与や待遇が今よりよければすぐに転職します。
キャリアアップや給与アップを目的に転職するというのは、諸外国では普通のことなのです。
アメリカでは生涯で平均11回も転職するというデータが出ています。これは日本では考えられない数字ですよね。
今より給与や待遇が良くなるなら、
「待遇はいいけど、転職すべきだろうか・・・」
と悩むことはなく、すぐに転職に踏み切ります。
一方、日本では転職はまだまだマイノリティなところがあります。
会社辞めたい・転職するというのを家族や友人に言うと、
「辞めないほうが身のためだ」
「苦労することになる」
「せめて3年は勤めないと、何も身につかない」
と、決まってネガティブなことを言われます。
誰に相談しても「辞めない方がいい」と言われるので、本当は辞めたくて辛いのに耐えてしまうわけです。
日本は、会社を辞めることに対する負担が大きすぎます。
もちろん、会社を辞めて転職するというのは、一時的に収入がなくなるのでリスクもあります。失敗する可能性も当然あります。
ですが、それはやってみなければわからないことです。
現時点で辞めたいと感じているなら、おくせずに次の一歩を踏み出しましょう。
恐怖を感じたらすぐに行動を開始しよう
ぶっちゃけ、会社を辞めたいと思ったらすぐに行動を始めるべきです。
怖いからといってずるずる引きずっていると、どんどん抜け出せなくなります。
悩みを抱えた状態で働いてもストレスが溜まるだけですし、長くは続かないでしょう。
結局、自分が動かなければ状況は変わりません。
溜め込んだストレスが爆発する前に、ざっくりと計画を立ててすぐに行動を始めましょう。
- 会社を辞めて転職活動に専念する
- 働きつつ求人情報を集める
- 失業保険をもらいつつ活動する
- ある程度貯金ができてから転職活動を始める
など、計画はざっくりで構いません。
多分、どんなに綿密な計画を立てたとしても恐怖や不安は無くならないと思います。
だからこそ、まずは「とにかく動く」が重要だと私は思います。
会社を辞めるのが怖いと感じたときにやるべきこと
とにかく動け!といっても、具体的に何をすればいいのかわからないと不安ですよね。
選択肢は大きく分けて3つあります。
転職活動をする
一つ目は、転職するというシンプルな選択肢になります。
会社を辞めるのが怖いのと同じように、転職することに対して恐怖を感じる人は多いと思います。
「本当に転職先が見つかるのか」
「採用されるイメージが全く湧かない」
「面接が苦手で落とされまくるかも」
というように、不安をあげればきりがありません。
ですが、実は大卒でも3割の人は会社を辞めて転職活動を行っているんですよね。
転職なんて誰もしてないと思いがちですが、経験している人は意外にも多いのです。
さらに言えば、少子高齢化でどの企業も人手不足の状態なので、挑戦する価値は十分にあると思いますよ。
ただ、転職活動をすべて1人でやろうとすると、かなりの負担になってしまいます。
効率的に活動するには、無料で利用できる転職エージェントサービスを活用するのがオススメです。
転職エージェントを活用しよう
転職エージェントは、求人の紹介や経歴書の作成・面接対策などをサポートしてくれる無料の仲介サービスです。
なぜ無料で利用できるの?と疑問に思うかもしれませんが、エージェントは仲介先の企業からお金をもらっています。そのためサービス利用者には負担がかからないというわけです。
さらに言えば、「利用者が採用されない・採用されても半年以内に離職してしまう」とエージェントは利益を得ることができません。
求人の紹介だけでなく、面接対策や経歴書の作成などのサポートも真剣に行ってくれますよ。
こういったサービスをうまく使って、効率的に活動していきましょう。
転職エージェントは、知名度トップクラスのマイナビジョブ20's・DODAあたりを使うのが良いでしょう。
アルバイト・派遣社員として働きつつ、進路を考える
貯金がなくて会社を辞められないのであれば、いったんアルバイトや派遣社員として働きつつ進路を考えるという選択肢もあります。
はっきり言って、正社員だと圧倒的に時間が足りません。
就業時間以外にも、残業や通勤時間・朝の支度・ご飯の準備や家事全般・・・これらをすべて1人でやるわけなので、かなりキツキツになります。
フルタイムで働いていると、ゆっくり将来について考える時間とかってほとんど無いんですよね。
というか、毎日の生活に追われて将来なんて考えてる暇がないという感じです。
これだと、会社を辞めた後のプランとかも考える余裕がないので
「とにかく今すぐ会社辞めたいけど、怖くて辞められない」
という状態になってしまいます。
なので、退職後のプランがないのであればいったんアルバイトや派遣社員として働きつつ、じっくりと進路について考えてみるというのはアリだと思います。
正社員みたいに負担の大きい仕事をさせられたり残業させられることもないので、時間的にも体力的にも余裕が生まれますよ。
派遣社員として働くなら、大手のマイナビスタッフ で求人を探してみてください。
フリーランスとして独立する
三つ目の選択肢として、フリーランスとして独立するというものがあります。
これは、自分のスキルを使って稼ぐという方法です。
現時点でスキルがなくても、まずはスキルを身につけるところから始めればOKです。
スキルや資格がないと
「会社辞めたら次の職場が見つからない」
という状態になり、なかなか辞められません。
ですが、一度スキルを身につけてしまえば会社に依存しなくても継続的に稼げますし、それが自信につながると思います。
「自分で稼げる」という自信がつけば、会社を辞めることに対して恐怖を感じなくなるはずです。
フリーランスといっても稼ぎ方はいろいろありますが、個人的には「いきなりプログラミングスクールでスキルを身につける→クラウドソーシングサイトなどで案件を取る」
というのがオススメです。
自分で独学する方法もありますが、働きながら勉強する場合は継続するのが難しくなります。正社員だと残業とかもありますし、毎日続けるのってかなりきついんですよね。そのため挫折率も高いです。
なので、やはり「いきなりプログラミングスクールを受講して自分を追い込み、短期間でスキルを身につける」というのがベストかなと思います。
人間、一度お金を払うと嫌でもやる気になる生き物です。本気で稼げるスキルを身につけたいなら、いきなりプログラミングスクールを受講するのがオススメですよ。
私はプログラミングを独学で勉強してWordPressテーマを作ったりしていましたが、わからないことは全て自分で調べる必要がありました。
そのため効率が悪くなり、スキルを身につけるのにかなり時間がかかってしまいました。今振り返ってみると、かなり遠回りをしたなと感じています。
実際、WordPressテーマを完成させるのに1年くらいかかってますからね。
その点、プログラミングスクールならわからないことがあればすぐに質問できるので、効率よくスキルを習得できると思います。
それに、プログラミングスキルを身につければWEB制作・アプリ開発などいろいろな仕事ができるようになるので、一気に視野が広がりますよ。
プログラミングスクールは、知名度が高くコスパも良いDMM WEBCAMP 学習コース(プログラミングコース)・Skill Hacksあたりがオススメです。
特にDMM WEBCAMPはオンラインでの受講ができるので、忙しい人や自宅で学びたい人でも無理なく勉強を続けられると思います。
またフリーランス向けの求人サイトというものもあり、登録しておけば高単価な案件情報をゲットできるので、とりあえず登録しておけば良い情報収集になりますよ。
フリーランス向けの求人サイトは、案件が豊富なギークスジョブ ・レバテックフリーランス ・【midworks】 あたりを登録しておくのが良いでしょう。
退職することを恐れる必要はない。未来を変えるために今から行動を始めよう
「会社を辞めるのが怖い」と悩む人の多くは、リスクを極端に恐れすぎです。
確かに、環境を大きく変えるというのは怖いですしリスクもあります。
ですが、リスクを恐れて現状維持してしまうことのほうが、よっぽどのリスクです。
怖いからといって何も行動を起こさなければ、悩みは一向に解決しませんし、状況を変えることもできません。
結局、未来を変えるには自分から行動するしかないのです。
遅かれ早かれ、決断しなければいけない時はやってきます。
その時になって後悔しないためにも、いま行動を起こしましょう。
求人サイトで情報を集めるでも構いません。人生を変えるための第一歩を踏み出すことが、大切ですよ。