こういった悩みを抱えている方は、辛いですよね。
かくいう私も、精神的に限界が来て、勇気を出して退職を切り出したら
「辞めて何するの?」「あなたのために言っている」「今辞められると仕事が回らないから困る」
と、ぐちぐち言われてしまい、なかなか辞めることができませんでした。
結局、「辞めます!」と宣言してから2年ほど耐えて、ようやく退職できましたが、その間は本当に辛かったですね。
「自分が辞めたら他の人の負担が増えて、迷惑がかかる・・・」
という思いがずっとあり、これがかなりストレスになっていたと思います。
今振り返ると、強引にでも自分の意思を貫いて、さっさと辞めるべきだったなと後悔しています。
風潮のせいにして辞めずにいると、ストレスが積み上がって最終的に病みますからね。
確かに、辞めたら他の人に迷惑がかかるかもしれませんが、心が壊れるよりはマシです。
前置きが長くなりましたが、今回は【「辞める=悪いこと」という風潮のせいでなかなか退職を切り出せないときにやるべきこと】について解説していきます。
辞められないのは「周りに迷惑がかかる」という思い込みが原因
そもそも、「辞めたいのに辞められない・・・」と思ってしまうのは、【他のメンバーに迷惑がかかる】という思い込みが原因かもしれません。
例えば、私の場合は
「今辞めたら他のメンバーに仕事が回って、きっとその人は苦労するだろうな・・・」
という思いがずっとあって、なかなか退職を切り出せずにいました。
ですが、今振り返ってみて思うのは、他人に気を使うのではなく、もっと自分の人生を優先すべきだった、ということです。
他人に気を使ったところで、自分の人生が良くなることはありません。そもそもデメリットしかないんですよね。
他人のために我慢しても、結局は自分が苦しむだけ。それで体を壊したり精神的に病んでしまったら元も子もありません。
- 他人のために我慢すれば給料が上がるのか?
- 他人のために自分を犠牲にしたら今より待遇が良くなるか?
答えはNOです。
冷たいかもしれませんが、自分を犠牲にしても、最終的に後悔が残るだけですよ。
ぶっちゃけ、他人のために時間を無駄にするほど人生は長くありません。
まずは自分の幸福を追求する、ということを意識しないと、いつまでたっても人生は変わらないです。
社員は歯車なので、代わりはいくらでもいる
会社からすると、社員は1つの歯車でしかないので、代わりはいくらでもいます。
その人にしかできない特別な仕事なんていうのは、そうそうありません。
ぶっちゃけバイトとかは誰でもできますからね。
ですので、「自分が辞めたら業務が止まってしまう」と気負う必要は全くないですよ。
あなたから仕事を引き継いだ人は、最初は苦労するかもしれませんが、数週間もすれば慣れます。
- まじめな性格
- 責任感が強い
- 粘り強い
というのが裏目に出て、根詰めすぎてぶっ倒れるなんてことはよくありますからね。
もっと軽く考えていいんです。
極論を言えば、抜けた穴をどう埋めるかは会社が考えるべきことなので。
1人辞めたくらいで、「仕事が回らなくなる」ということはない
前述した通り、社員は歯車なので、1人辞めたぐらいで会社が傾くとかはまずないです。
1人へったら、代わりに新しい人が入るだけですから。
そもそも、特定の人に依存している状態になっていること自体がおかしいんですよね。
仮にその人が病気で働けなくなったら、その時点で破綻するわけなので、どう考えてもリスクが高すぎます。
この状況を容認している会社にも非はあるのです。
人手不足なのはわかりますが、その中でどう調整していくかを考えるのが会社の仕事かなと思っています。
我慢することが美徳とされる日本の風潮も悪い
日本では、我慢することが美徳とされていますよね。
辞めたいのになかなか踏み出せない背景には、こういった価値観も影響しているのです。
- 石の上にも三年
- とりあえず3年は続けないと
- 最近の若者はすぐ辞めるから根性がない
こんなふうに言われたら、無意識に「我慢しないと」という思考になってしまうのは仕方がないことです。
ですが、冷静に考えて、興味もさほどないやりたくもない仕事を何年も続けるなんて、普通に辛くないですか?
「合わないからさっさと辞める」
それでいいんですよ。
人に何言われるかなんて、気にしなくていいんです。だって自分の人生ですからね。
本気で辞めたいと思うなら、強引にでも自分の意思を貫こう
覚悟を決めたら、強引にでも自分の意思を貫くことが大事だと私は思います。
会社からすると、社員が辞めることは損失でしかないので、必ず引き留めようとしてきます。
- 頼りにしている
- いてくれないと困る
- もうちょっとここで頑張って欲しい
なんて言われて、それを受け入れていたらいつまでたってもこき使われ続けますよ。
明日から来なくていいよと会社から切ってくれるわけではありませんからね。
とにかく、重要なのは自分の意思をはっきり伝えることです。
対面で言うのが怖いなら、退職代行でもなんでも使って強引にでも辞める、これくらいの覚悟が必要だと私は思います。
「辞める=悪いこと」という風潮のせいでなかなか退職を切り出せないときにやるべきこと
とはいえ、具体的に何をすればいいのかわからないと不安ですよね。
私が思うに、選択肢は5つあります。
- 自分の意思をはっきり伝えてさっさと辞める
- どうしても言い出せないなら【退職代行】という選択肢もアリ
- 裏で転職活動をして保険を作っておく
- 「辞められない」環境が嫌なら、派遣社員という選択肢もある
- 副業を始めて収入アップ→軌道に乗ってきたら退職する
自分の意思をはっきり伝えてさっさと辞める
これができたら苦労しないよと思うかもしれませんが、一番手っ取り早いのも事実です。
やることだけでいえば、上司に「辞めます」と一言言うだけですからね。
とはいえ、そう簡単には覚悟を決められないと思います。
どうしても怖いと思うなら、退職代行を使うという選択肢もありです。
どうしても言い出せないなら【退職代行】という選択肢もアリ
退職代行と聞くと、会社の人にどう思われるか不安という人もいると思います。
ですが、個人的には辞めたいと言えずにいつまでもずるずる引きずるよりは圧倒的に良いと思っています。
それに、ぶっちゃけやめた後の事なんて、関係ないですからね。
周りにどう思われようと、心が壊れるよりはマシです。
退職代行で辞めたい場合は、退職代行Jobsで退職代行を依頼してみてください。
裏で転職活動をして保険を作っておく
辞めた後スムーズに転職活動を始めたいなら、事前に転職エージェントに登録しておくと良いですよ。
転職エージェントは、無料で求人紹介や面接対策などの転職サポートをしてくれる仲介サービスのことです。
在職中でも登録できます。
登録しておくだけでも、気持ちはだいぶ楽になるはずです。
転職エージェントは、知名度が高く求人も豊富なマイナビジョブ20's、DODAあたりが良いでしょう。
「辞められない」環境が嫌なら、派遣社員という選択肢もある
ぶっちゃけ、会社員というのは不確定要素が多いです。
- 人間関係の良し悪し
- 残業はどれくらいか
- ちゃんとした教育はあるか
ここらへんは実際入ってみないとわからないので、運要素が強いです。
こういった運要素に縛られたくないなら、派遣社員やアルバイトで働く選択肢もありますよ。
たしかに正社員と比べると給料は下がるかもしれませんが、その分仕事の難易度は下がるので、精神的ストレスが少なかったり時間に縛られない働き方ができるメリットがあります。
派遣社員に興味があるなら、マイナビスタッフ で求人を探してみてください。
副業を始めて収入アップ→軌道に乗ってきたら退職する
副業を始める、独立するという選択肢です。
個人的におすすめなのはプログラミングスクールでWEB制作スキル習得→WEB制作エンジニアとして独立という道ですね。
WEB制作は難易度はそこまで高くないですし、単価も割と高い案件が多いので稼ぎやすいです。
実際、私も独学でWEBサイトを作っています。独学はきついですが、プログラミングスクールなら講師がいるので、無駄な労力を払わず最短でスキルを身につけられるはずです。
プログラミングスクールは、DMM WEBCAMP 学習コース(プログラミングコース)、Skill Hacks、CodeCamp、あたりがおすすめです。
フリーランスエンジニアの求人情報は、ギークスジョブ 、レバテックフリーランス 、【midworks】 、ここらへんに登録しておくと、情報を入手できますよ。
他人のために我慢する必要はない。自分の人生を生きるために今から行動を開始せよ
結論、風潮なんか気にせず、さっさと辞めるのが正解です。
はっきり言って、今は人手不足なので、転職はかなり有利です、逆に歳を取れば取るほど転職はしづらくなります。
だったら、早めに行動したほうが絶対に良いですよね。むしろ今動かないこと自体がリスクにつながります。
辞められないなら、躊躇なく退職代行を使いましょう。周りにどう思われるとかは気にしなくてOKです。
周りはあなたの人生を保証してはくれません。
自分の人生は、自分で責任を持つしかないのです。