


という悩みを抱えている方は、辛いですよね。
仕事をする上で、職場の環境はとても重要です。
私自身、エンジニアとして事務所で3年ほど働いた経験があります。
当時は1日中イスに座って仕事をしていたのですが、
- そもそも椅子の高さが変えられない
- 少し動いただけで音が鳴ってうるさい
- 古くてボロボロ
- 合わなくて腰・ひじが慢性的に痛い
という状態だったので、ストレスだけでなく体への負担もかなりありました。
とはいえ、他のメンバーは誰も言わないし、「上司に言ってもどうせ変えてくれないだろうな・・・」という感じでしたね。
ただ、私と同じような悩みを抱えている方は結構いるのでは?と思ったので、記事を書くことにしました。
というわけで、今回は「職場の机・イスが合わなくて辞めたくなったエンジニアがやるべきこと」について解説していきます。
会社の基本スタンスは、「使えるものは使う」である
前提として、会社の基本的な考え方は「使えるものは使う」です。
そのため、どんなに古くても使えるものは使います。「古いから」という理由だけで破棄したり、新しいものに交換したりといったことは基本ありません。
もちろん、壊れて使えなくなってしまったら、さすがに交換してくれると思います。
しかし、
- 机やイスが古くて汚い
- 使いづらい・体に合わない
- イスが合わなくて体が痛い
こういった理由では、交換してくれる確率はかなり低いでしょう。
会社側としては、
- 「まだ使えるでしょ」
- 「使えるのにわざわざ捨てる必要はない」
- 「もったいない」
- 「クッションなどを自分で買って使ってほしい」
という反論をしてくるはずです。
というのも、
- 使えるお金は限られている
- 1度許してしまうと、歯止めがきかなくなる
などの理由があるからです。
使えるお金は限られている
当然ですが、机・イスなどの備品に使えるお金は限られています。
ですので「交換してくれ」と言われたからといって、すぐに新品のものを購入することはできないわけです。
ただでさえ景気が悪い中で利益を出すには、とにかく無駄なコストを削減しないといけません。
- 電気は使わないときは消す
- ペーパーレス化・デジタル化・紙を使わない
- トイレットペーパーの使用量を減らす
こんな感じで、会社によって様々な対策をしていると思います。
デジタル化を進めているのは、紙を使わなくなることでその分コストを削減できるからなんですね。
ですので、「イスが合わない」・「机が合わない」など、必ずしも買う必要がないものについては「個人で何とかしてくれ」となる可能性が高いでしょう。
1度許してしまうと、歯止めがきかなくなる
理由はもう一つあります。
仮に「イスを交換してほしい」という相談をしたとしましょう。
会社側としては、その要求を1度でも受け入れてしまうと、その後同じような要望にこたえ続けないといけなくなります。
もしかしたら、同じような不満を持っている社員が他にもいるかもしれません。
その際に要望を拒否してしまったら、
「なんであの人の要望は通ったのに、自分はダメなんだろう」
となりますよね。
それに、同じ相談を10人から受けたら、10人分のお金がかかってしまいます。これではきりがありません。
そのため、会社側としては1人だけだとしても、許可を出すわけにはいかないのです。
体験談:モニタが古くてHDMI接続ができない・・・
私がエンジニアとして働いていたときは、
- モニターが古すぎてHDMIが使えない
- イスの高さを変えられない・古くて汚い
という感じで、決して良い環境とは言えませんでした。
モニターが古すぎてHDMIが使えない
私が働いていた会社では「ノートPC+モニター1台」で仕事をするスタイルでしたが、このモニターが古くてとにかく使い勝手が悪かったです。
- ノートPCにはHDMI端子しかない
- モニターにはVGA端子しかない
ということで、「HDMI-VGA変換ケーブル」を使ってつなげていましたが、これによっていろんな問題が起きていました。
- とつぜんモニターの画面が真っ暗になる
- ケーブルをつなげているのに、モニターに何も映らない
- モニターの電源がつかなくなる
こういったことがしょっちゅう起きていたので、はっきり言ってかなりストレスでしたね・・・。
そもそも「変換ケーブルを間にはさむ」こと自体が良くなくて、HDMI1本でつなげていれば、こういったことはまずないと思います。
ただ、それを会社に言ったところで何もしてくれないのが現実です。
社内環境を改善できないと感じたら、すぐに行動を開始しよう。
前述したように「イスが古い・合わない」という理由では、会社が動いてくれることはまずないです。
ですので、会社が環境を変えてくれるのを待つのではなく、自分で環境を変える必要があります。
確かに、何度も相談してしんぼう強く待っていれば、対応してくれるかもしれません。
ですが、それがいつになるはわからないですよね。もしかしたら1年後かもしれません。
耐え続けた結果、病んでしまう・体を壊してしまう可能性も十分あります。
無理して体を壊して働けなくなるくらいなら、みずから行動して環境を変えていくべきです。
社内環境を改善できないときにやるべきこと
「自分で行動しろ」とは言いましたが、具体的に内をすればいいのかわからないと不安ですよね。
私が思うに、選択肢は2つあります。
環境を自分で変えられる、ある程度自由が許される会社を探して転職する
- そんな会社は存在しない
- そんな会社があったら、とっくに応募してる
と、思う人もいるかもしれません。
ですが、存在を知らないだけで、実は世の中には本当にたくさんの会社があるのです。
例えば↓の会社は、出社は週1でOKという会社です。
ほかにも、
- 旅行先からのリモートワークOK
- 働く時間・場所は自分で決められる
- 副業・兼業・企業OK
とのこと。
もし私が就活生でこの会社の存在を知っていたら、速攻で応募していると思います。
- エントリーしてもどうせ落ちる
- 採用されるのは一部の人だけ
と、思う人もいるでしょう。
でも、挑戦するだけならタダですし、何も損はないわけです。逆にチャンスがあるのに挑戦しないのは、大きな損失ですよ。
ただ、こういった会社を自分で探し出すのは、至難の業です。
そもそも、日本には100万社以上ありますし、ブラック企業に応募してしまう可能性もあるわけです。
そのようなミスをなくすには、大手の転職エージェントを利用するしかありません。
大手であれば、求人数が多い分、自分に合う会社が見つかる確率は上がります。
希望をしっかりと伝えれば、それに合った求人をちゃんと探してくれますよ。
転職エージェントは、大手のマイナビジョブ20's・DODA
あたりが良いでしょう。
それに、
- 会社を探す手間が省ける
- 経歴書作成などのサポート
- 面接対策
などもやってくれるので、より効率的に進めることができるはずです。
フリーランスエンジニアとして独立する
もうひとつは、フリーランスエンジニアとして独立してしまう、というものです。
フリーランスであれば、どこで働くか・いつ働くかは自由です。
それに、机やイスに限らず、仕事をする環境を自分で構築できるわけです。
YouTubeを見ていると、自分でPC作業環境を構築して、仕事しているフリーランサーをたびたび見かけます。
スキルがないなら、身につけるところから始めれば良いですよ。
プログラミングスキルは、習得するのに数ヶ月かかりますが、誰でも身につけることが可能です。
- まずはプログラミングスクールで効率よくスキル習得
- クラウドソーシングサイトで案件を取ってみる
- 慣れてきたら、フリーランス向けの求人サイトで単価の高い仕事に挑戦してみる
このように段階的に進めていけば、ある程度楽に独立を目指せると思います。
プログラミングスクールは、コスパの良いDMM WEBCAMP 学習コース(プログラミングコース)・Skill Hacks
あたりがおすすめです。
また、フリーランス向けの求人サイトについても登録しておきましょう。
眺めるだけでも、どんな案件があるのか・単価はどのくらいかなど、勉強になりますよ。
フリーランス向けの求人サイトは、案件豊富なギークスジョブ
・レバテックフリーランス
・【midworks】
あたりがおすすめです。
無理をして耐え続ける必要はない。環境に不満を感じたなら、ためらわず次の一歩を踏み出そう。
会社で合わない机やイスを使い続けるのは、はっきり言って良くないです。
合わないイスを使い続ければ、腰が慢性的に痛いなど、体に影響が出てしまいます。
それを放置したことで、病気になってしまった・・・なんてことは、十分あり得る話です。
それで働けなくなってしまったら、元も子もありませんよね。
会社を辞めても、死ぬわけじゃありません。
環境を変えるための第一歩を踏み出すことが、大切ですよ。