という悩みを抱えている方は、辛いですよね。
私はエンジニアとして3年ほど働いた経験がありますが、入社してからというもの、ほぼ毎日21時まで残業していました。
ひどいときは24時を過ぎて日付が変わってしまうこともあり、当時は本当に辛かったですね・・・。
ただ、当時の私は「残業が多い」と愚痴るだけで、現状を変えようという意識が全くありませんでした。
いま振り返ると、何も行動しないのは間違いだったなと感じています。
幸い、残業地獄から抜け出すことはできましたが、私と同じような悩みを抱えている人は多いのではと思います。
そこで、今回は「とにかく残業したくないエンジニアがやるべきこと」について解説していこうと思います。
開発スピードが早すぎる
残業しないといけなくなる原因の1つとして、「開発スピードが早すぎる」というのがあります。
私が働いていた会社もそうでしたが、そもそもの開発日程がギリギリで、毎日残業しないと納期に間に合わない状況にありました。
もちろん、
- 仕事が遅い
- 作業を効率化して早く終わらせればいい
という点もあるとは思いますが、それでも限界はあります。
他のメンバーは12人ほどいましたが、全員ほぼ毎日残業していましたね。
1人でも休んだら、その時点で仕事が回らなくなる感じです。
当然ですが、1社員が納期を決めることはできません。結局は上が決めた方針に従うしかないので、残業してでもやらざるを得ないというわけです。
そもそも人がいない
「仕事は大量にあるのに、そもそも人がいない」というのも、残業が多くなる原因の1つです。
人がいないと、少ない人数で遅い時間までやるしかなくなってしまいます。
もっと人がいたら、仕事を分担して定時で帰れるように調整できるのですが、それができないわけです。
私の会社では、2人で1つの製品を担当する感じでしたが、どう考えてもオーバーワークでしたね・・・。
少数精鋭というと聞こえはいいのですが、実態は「一極集中」という感じで、明らかに負担がかかり過ぎていました。
ですが、人事についても上が決めることなので、どうすることもできません。
「もっと人を増やしてほしい」と会社に言ったところで、すぐに対応するのは無理だと思いますし、それなりに時間がかかります。
人を増やすと一言でいっても、
- 人件費
- 面接〜採用までにかかる時間
- PCなどの備品準備
など、いろいろあるので、そう簡単に人が増えることはありません。
そもそもの仕事量が多すぎる
残業が多くなる原因として、「仕事が多すぎる」というのもあります。
私のいた会社では、エンジニアの仕事は
- プログラム仕様の理解
- プログラム作成
- デバッグ
- デバッグ結果のまとめ資料作成
という感じで、いろいろやらされました。
だいたい3年くらい続けると、これらの仕事をすべて1人でやらされます。そうすると、とうてい定時内では終わらない仕事量になってしまうわけです。
おまけに納期が短いので、「もう腹をくくってやるしかない・・・」という感じでしたね。
とはいえ、「仕事を減らしてくれ」と言ったところで、
- 効率化しろ
- 定時で終われるように工夫しろ
となるのがオチです。
「辞めます」と言わない限り、仕事はいつまでも降ってくる
会社は、「人がいないから・納期が短いから」といって仕事を減らすことはしません。
特に請負などの場合は、プロパーなどから仕事をもらって業務を行います。
せっかく話をもらっても、断ってしまったら他社に行ってしまうので、結果として損失になってしまいます。
ですので、全員が残業すればなんとか回るレベルを維持して、利益を上げているわけです。
このように、いくら待ったところで仕事が減ることはないので、ただ耐えているだけでは残業地獄から抜け出すことはできません。
その会社に居続ける限り、永遠と残業し続けることになるのです。
とにかく残業したくないエンジニアがやるべきこと2つ
残業したくないといっても、具体的に何をすればいいのかわからないと不安ですよね。
私が思うに、選択肢は2つあります。
転職エージェントを利用して残業が少ない会社に転職する
1つ目は、シンプルに残業が少ない会社に転職するというものです。
ポイントとしては、無料で利用できる転職エージェントを使う点ですね。
転職エージェントであれば、要望にマッチする会社を紹介してくれるので、
というミスを防げます。
自分で会社を探すのも良いですが、それで残業の多い会社に入ってしまったら元も子もないですよね。
おそらく、「日々の残業をこなしつつ、空いた時間で転職活動をする」という人がほとんどだと思います。
これだと、体力的・精神的にも疲れている状態で、会社の良し悪しを判断しないといけません。
とうぜん、疲れていると判断力は鈍るので、会社選びに失敗する確率は高くなります。
それに、求人サイトの情報だけでどんな会社かを判断するのは、ぶっちゃけ難しいです。
であれば、最初から転職エージェントを利用してしまう方が、失敗するリスクは低いわけです。
それに、残業しすぎて精神的に病み始めると、転職サイトに登録する気すら起きなくなってきます。
悪化すると、本当にヤバくなったときに何も行動できなくなり、その結果として
ということは普通に起こり得ます。
そうならないためにも、エージェントに登録しておくことは「本当にヤバくなったら、すぐに転職活動を始められる環境を作っておく」という意味でもかなり重要です。
登録さえしておけば、あとはネット予約・電話するだけで転職活動を始められますからね。
ですので、残業しまくって疲れている人にとって「とりあえず転職エージェントに登録だけしておく」というのは実はかなり大事なことだったりします。
精神的に追い詰められて何もできなくなる前に、まずは登録だけしておきましょう。
転職エージェントは、大手のマイナビジョブ20's・DODAあたりを使うのが良いでしょう。
フリーランスエンジニアに挑戦してみる
仮にマッチする会社に転職できたとしても、「残業ゼロ」というわけにはいきません。
どんな会社でも、多少の残業は発生してしまうのが現実です。
ですが、
- もう2度と残業したくない
- そもそも会社に行きたくない
- 会社が嫌い
と思っている人もいるはずです。
そういった場合は、「いきなりフリーランスエンジニアに挑戦してしまう」という選択肢もあります。
フリーランスであれば、自分で働く時間を決められるので、働きすぎてストレスを抱えることはまずないでしょう。
ある程度エンジニアとして働いた経験があるなら、それを活かせる案件を探して、挑戦してみるのがおすすめです。
まずは無料で登録できるフリーランス向けの求人サイトで、できそうな案件を探してみましょう。
スキルに不安がある場合は、プログラミングスクールでパパッと身につけてしまうのが早いです。
フリーランスエンジニアをやる上で、プログラミングスキルは必須知識になります。
しっかりと基礎を身につけてから、フリーランスに挑戦する道もありますよ。
プログラミングスクールは、コスパも良く知名度が高いDMM WEBCAMP 学習コース(プログラミングコース)・Skill Hacksあたりがオススメです。
無理に耐え続ける必要はない。やばいと思ったらすぐに行動を始めよう
「残業したくない」と悩む人の多くは、リスクを極端に恐れすぎです。
- 転職に失敗したらどうしよう
- 無職になってしまうのでは?
- 給料が下がると、生活ができない
確かに、こういったリスクがあるのは事実です。
だからといって、現状維持を続けても、その先に待っているのは
- 体を壊して働けなくなる
- 精神を病んで働けなくなる
のどちらかです。
変化を恐れて挑戦しないことより、現状維持を続けることのほうがよっぽどのリスクですよ。
転職エージェントに登録するだけでも構いません。現状を変えるため、まずは1歩踏み出しましょう。